毒水

閃きのことば(瞬間言霊)

毒水ちょいちょい腹パッピ

  • 毒水(どくみず):毒性を含んだ液体。明確な害意、浄化されない情動、もしくは無意識に沈んでいた“何か”の象徴。
  • ちょいちょい:間欠的リズム。くり返し。忘れた頃にやってくる。まるで記憶の残滓がふと甦るように。
  • 腹パッピ:感覚語。“パッピ”は爆発にも似た軽快な響き。身体に宿る混沌の小爆発。おそらくは警報。もしくは祝祭。

合計音節:12音(どく・みず|ちょい・ちょい|はら・ぱっ・ぴ)
語尾がパ音(破裂)で終わることにより、エネルギーの出口・発語のカタルシスを印象づける。

体調があまり良くなく、朝起きた時の血圧も高い時に無意識が発した言葉

腹は本能の座。

  • 直感、怒り、羞恥、渇望――すべてがまず腹にくる。
  • シュルレアリスムにおいて「腹」は、脳に先行する知性

「毒水ちょいちょい腹パッピ」とは、
 無意識が身体を通して詩になった瞬間の記録といえる。

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